- アルコール有無
-
無
- 内容量
-
296ページ
- サイズ/寸法/重量
-
B5判/296ページ 縦25.8㎝×横18.3㎝


堂本印象(1891-1975)
明治24年京都に生れる。本名・三之助。
明治43年京都市立美術工芸学校を卒業後、しばらく西陣織の図案描きに従事。
大正7年に日本画家を志して京都市立絵画専門学校に入学。
翌8年、初出品した「深草」が第1回帝展に入選します。
第3回展では「調鞠図」で特選、また、第6回展の「華厳」では帝国美術院賞を受賞するなど一躍画壇の花形となりました。
その後は絵画専門学校の教授として、また私塾東丘社の主宰者としても多くの後進を育成し、昭和19年には帝室技芸員も務めることになりました。
戦後は、独自の社会風俗画により日本画壇に刺激を与えます。
昭和30年以降は抽象表現の世界に分け入り、その華麗な変遷は世界を驚かせました。
多くの国際展にも招かれ、昭和36年には文化勲章を受章します。
昭和41年、自作を展示する堂本美術館を自らのデザインにより設立。また、様々な技法を駆使しあらゆる画題をこなす画才は、各地の寺社仏閣の障壁画においても発揮され、各地に多くの作品を残しました。
昭和50年9月逝去、83歳。

≪目次≫
はじめに 創造への挑戦(三輪晃久 日本画家・京都府立堂本印象美術館館長)
総論 印象芸術から学ぶべきもの(原田平作 大阪大学名誉教授・頴川美術館理事長)
評伝 堂本印象(山田由希代 京都府立堂本印象美術館 主任学芸員)
Ⅰ 画壇デビュー前 印象10代~20代
京都市立美術工芸学校時代
[コラム]龍村平藏との出会い
[コラム]堂本家の人びと
青春時代
[コラム]印象の木彫人形
『いの字絵本 恋の都大阪の巻』-堂本印象の大阪-(橋爪節也 大阪大学教授・総合学術博物館/大学院文学研究科兼任)
Ⅱ 絵描きとなって 印象30代
大正・昭和初期の印象の画業(平野重光 美術史家)
帝展デビュー
《華厳》の制作
中国旅行と作品
西山翠嶂と青甲社
物語絵
洋風画
[小論考]印象・学校・画塾(松尾芳樹 京都市立芸術大学芸術資料館学芸員)
[コラム]印象の趣味
Ⅲ 豊かなる表現 印象40代
昭和の幕開け
[コラム]富貴寺の模写
模写―肖像画
[コラム]画塾東丘社
[小論考]印象と三輪晁勢(三輪晃久 日本画家・京都府立堂本印象美術館館長)
[小論考]聖徳記念絵画館の《侍講進講》制作にみる堂本印象の姿勢(松尾敦子 京都府立堂本印象美術館学芸員)
岩崎家と印象
皇室献上画
墨と線
堂本印象の障壁画
仏画
[小論考]堂本印象の仏画(大原嘉豊 京都国立博物館学芸部保存修理指導室室長)
堂本印象における具象と抽象-障壁画制作をめぐって-(並木誠士 京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
Ⅳ 戦後の模索 印象50代
戦後の印象(島田康寬 美術評論家・前神戸市立小磯記念美術館館長)
日本画の新たな可能性
[コラム]印象の交友関係
[コラム]衣笠へ
武勇を描く
女優を描く
Ⅴ 新たな表現へ 印象60代
堂本印象の抽象表現 「新造形」に向けた西洋美術からの学び(中尾泰斗 日本画家・福岡女学院大学講師)
印象、ヨーロッパへ行く
渡欧後
新作工芸展など
[コラム]印象のパッケージデザイン
最高裁判所の依頼画
大坂カテドラル聖マリア大聖堂の壁画
福井地方裁判所のステンドグラス
Ⅵ 心象の美を求めて 印象70代~80代
アンフォルメルと新造形、それ以降
万博の緞帳デザイン
牧歌情景画
華麗な花シリーズ
アンフォルメルの影響から独自の抽象へ(平井章一 京都国立近代美術館主任研究員)
[コラム]美食家、印象
[コラム]白浜別邸と温泉
装飾的な抽象へ
[コラム]印象と三つの色(金・黒・紫)
[小論考]印象画伯と法然院(梶田真章 法然院貫主)
具象への回帰
[小論考]堂本印象亡きあとの京都画壇-再び輝く日々のために-(太田垣實 美術評論家)
[コラム]数寄者、印象
美術館
美術館の把手
落款
滞欧スケッチ展資料
参考文献
画巻箱書
八坂・印象邸 見取図
堂本印象年譜
出展作品一覧
執筆者一覧
協力者一覧
あとがき 堂本印象美術館との縁(荒巻禎一 公益財団法人京都文化財団理事長・前京都府知事)
京都府立堂本印象美術館のご案内
◆カレンダー/ 1~2本の送料510円(日本郵便)※3~4本同時注文の場合は710円
◆図録および展覧会グッズ/ 520円(日本郵便) ※商品によって、同梱して単一送料で発送可(注文画面でご確認ください)
◆風呂敷/ 送料込みの価格設定です。
◆その他、別途送料の設定が異なる特別商品もあります。
注文および入金確認後7営業日以内に発送
※在庫がない場合はお問い合わせください。
※予約商品の場合は異なります。
- 店舗名
-
京都新聞47CLUBショップ
- 店長
-
清水智弥
- 企業名
-
株式会社京都新聞ホールディングス
- 代表者名
-
隅垣健(運営責任者)
- 営業時間
-
平日10:00~17:00
- 定休日
-
土日祝休み
ご注文完了後30分間はキャンセルが可能です。キャンセルをご希望の場合、マイアカウントページから、注文履歴>注文詳細へすすんでいただき、[この注文をキャンセル]ボタンをクリックし、キャンセルしてください。
銀行振込、コンビニ払いをご利用のお客様は振込をしなければ自動的にキャンセルとなります。
代引き決済をご利用のお客様は恐れ入りますが注文詳細のお問い合わせフォームよりキャンセルのご希望のお問い合わせをいただけますようお願いいたします。
原則として、キャンセル可能時間(ご注文後30分間)経過後のキャンセルおよび返品、払い戻し等はお受けできませんのでご了承ください。
ただし、当サイトで販売した商品において、不良品であった場合、ご注文いただいた商品と異なると当社または各ショップが判断した場合、返品・交換を承ります。
商品の返品・交換については、ご連絡期限内(※)に、ご注文履歴ページに設置されているお問い合わせフォームから、当社または各ショップまでお申し出ください。
※ご連絡期限
ご連絡期限は商品により異なります。詳細は各商品ページをご覧ください。商品ページに記載のないものは以下となります。
・商品に賞味期限の記載があるものは賞味期限内(ただし、最長で、商品到着後7日以内)
・商品に賞味期限の記載がないものは商品到着後7日以内
内容を確認したうえで、返品・交換を承るか否かのご連絡を差しあげます。
不良品であった場合、ご連絡期限以内の返品・交換にかかる送料につきましては、当社または各ショップ負担とさせていただきます。
なお、お客様のご都合の場合や、一度ご使用になった商品、お客様の責任でキズや汚れが生じた商品、また、ご連絡期限を経過した場合については、返品・交換はお受けできませんのでご了承ください。
※商品により、あらかじめ商品ページにおいて返品不可またはキャンセルおよび払い戻し不可の条件をあらかじめ明示した商品については、原則として、お申し込み後の返品、キャンセルおよび払い戻し等はお受けできませんのでご了承ください。
必ず各商品ページにある「返品・キャンセルについて」の項目をご確認のうえ、ご注文ください。
キャンセル手数料について
体験型イベント商品や予約商品に関してキャンセルを希望される場合、所定のキャンセル手数料をいただく場合がありますので、ご了承ください。
本ショップおよび本商品の返品・キャンセル条件について
(こちらに記載がない場合には上記のみ参照ください)
原則として、お客様都合による返品・交換は、お受けできません。
ただし、ご注文いただいた商品と異なる場合、また、商品お引渡し時点において、商品不良・破損品であると当社が判断した場合は、返品・交換に応じます。
お届けした商品に不良・破損品がございましたら、商品到着から8営業日以内に
必ずメールもしくはお電話にてご連絡ください。
ご連絡をいただいたのちに、返送先をお伝えいたします。
商品内容は予告なく変更する場合があります。
このページを
見ている人が
他によく見ている
商品
注目特集
メルマガの登録が完了しました