にんじんのお酒、個性的な梅酒を造る福岡の蔵元、研醸株式会社

にんじん焼酎を30数年前に、生み出した日本で唯一の焼酎蔵　研醸株式会社

皆さんは野菜のにんじんが焼酎になることをご存知ですか、にんじんから甘くてくせのない、おいしい焼酎ができます。
九州の筑後川流域は肥沃土に恵まれた日本でも有数のにんじんの産地であり、にんじん焼酎開発当時の蔵周辺は、一辺人参畑でした。（北海道に次ぐ産地）
毎年、収穫期には沢山のにんじんが捨てられており、（規格外商品含む）この恵まれた土地で育ったにんじんを有効利用できないかと、農業高校の発酵学の先生が研究され、にんじんでの発酵と焼酎化に成功され　当蔵での実用製造となり、にんじん焼酎が誕生しました。
現在は（福岡県・佐賀県・長崎県産）で栽培されたにんじんを使用し、米に関しましても国産を使用致しております。
にんじんの豊富な栄養が麹菌の糖化、酵素力と酵母の発酵力を助け、入念なる蒸留技術と熟成を心がけにんじん焼酎を製造致しました。
ニンジンを発酵させて出来た焼酎は不純物の少ない焼酎であった事から、ニンジンを使っての製法特許が認められ、特許を取得致しました。（製法特許取得商品　特許Ｎｏ.1371797）

にんじん焼酎、焙煎麦焼酎を少人数で手間、暇をかけて一本一本丁寧に製造しております。

かつて筑紫次郎と呼ばれた九州を代表する河川、筑後川をいただく福岡は筑後地方。
この自然豊かな広大な平野に大刀洗という地域はあります。
研醸株式会社はこの土地に根ざし、この筑後川沿いの水田・畑で栽培されたニンジンと伏流水を使った
にんじん焼酎又、麦焼酎は一貫として焙煎麦焼酎に拘り、煎る事により濃厚でコクがある特徴的な麦焼酎を少人数で手間、暇を惜しまず、一本一本丁寧に製造しております。

郷土の名所や旧跡　大刀洗駅（飛行場跡地）、菊池武光公銅像、大堰神社

旧日本軍が東洋一と誇った太刀洗飛行場現在の三井郡大刀洗町と朝倉郡筑前町にまたがる広大な飛行場でした。太刀洗飛行場には、はじめ航空第四大隊が配備され、大正14年には航空第4連隊に昇格、昭和3年の天津動乱では初めてここから軍機が出撃しました。昭和20年3月、二度にわたる大空襲で太刀洗飛行場は壊滅。終戦とともに、明治陸軍は70年の歴史を閉じ、飛行場も開拓され、今や往年の威容はほとんど見るべくもありません。現在、太刀洗駅になりのどかな風景となり、飛行場跡地には昭和40年11月キリンビール福岡工場が建設され、今も稼働しています。
菊池武光公の銅像（昭和12年建立）菊池武光は肥後の豪族で、南北朝時代の武将で1359年後醍醐天皇の皇子である懐良（かねなが）親王を擁し、4万人の大軍を率いて、およそ6万人の大群を率いる北軍・小弐頼尚と宝満川流域の筑後平野を舞台にして一大決戦を展開し、これを打ち破りました。（大原合戦）この合戦で勝利した菊池、多くの敵方の武士を切った為、太刀が血で汚れていました。そこで、武光は血が付いた太刀を合戦場近くに流れていた小川で洗い、そことから「太刀洗町」の町名がつきました。そして、刀を洗った川を「太刀洗川」と言うようになり、今では町名は「太刀洗町」ではなく「大刀洗」になっています。

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