大豆ではなくえんどう豆からできた植物肉!
エンドウミートは豆臭くなく、お肉と変わらない食感や味です。
今、日本で流通してる植物肉のほとんどが大豆由来のものです。
今回新しいのは、原料に大豆ではなくえんどう豆を使ってる所!
Point1.遺伝子組換品混入リスクなし
大豆の世界生産量の90%以上が遺伝子組換品で、日本で流通している輸入大豆も5%以下の混入であれば「分別管理された大豆」と表示されています。
一方、エンドウは遺伝子組換品の商業栽培がおこなわれていない作物であり、遺伝子組換品の混入リスクがありません。
Point2.豆独特のにおいや味のクセがすくない
大豆と比べエンドウは豆臭さがなく豆独特の味のクセがすくないから調理しやすい
具体的には、大豆タンパクよりもえぐみが少ないです。
豆独特のにおいも、香辛料や調味料の組み合わせで上手に抑えることができます。
Point3.アレルギー特定原材料表示不要
大豆は特定原材料として表示が必要です。
エンドウは特定原材料として表示の必要がありません。
エンドウミートのここが凄い!
近年、世界的に人口増加が進み、食肉需要が急増しています。
代替肉とは、そんな環境下で、世界的に急速拡大をしているニューフードです。
代替肉の一つである植物肉はプラントベースミートとも呼ばれます。
そんな代替肉・植物肉の中でも、エンドウは環境にやさしい植物として注目を浴びている原料です。
エンドウミート、大豆ではなくえんどう豆から作った植物肉
お肉と変わらない食感や味なのに、高たんぱくでお肉と比べるとカロリー・コレステロールが低く、低脂質です!
まさにこれからの地球環境を救う救世主となりうる新食材なのです。
試食の感想。本当に美味しいの?
昨年2020年12月に試食会を開催しました!
お集まり頂きました一般の方々に、エンドウミートを使って調理した餃子、ラーメン、カレー、などを実際に食して頂き、感想を伺いました。
管理栄養士様も注目!
植物肉の普及へご賛同頂きました管理栄養士の柿田江梨子様よりエンドウミートについてのコメントを頂きましたのでご紹介いたします。
管理栄養士 柿田 江梨子様
妊産婦食アドバイザー/離乳食アドバイザー/健康咀嚼指導士
【プロフィール】
病院の給食管理業務や、1日約6500食を調理する社員向けの給食管理業務などを約10年経験する。成人の給食に長く携わることで、健康を損なわれる方やその食習慣に触れるとともに、自身の出産育児を経験する中で、幼少期からの食育の大切さを痛感し、母子向けの食育活動を中心にフリーランス管理栄養士として活動中。現在は保育園向け給食の献立作成やオンラインでの離乳食教室、特定保健指導、オンラインコミュニテイ運営、レシピ監修などを行っている。
◇人間の体と環境に優しいエンドウミート◇
エンドウミートの特徴を語る時4つの側面のメリットがあります
1)栄養面
エンドウミートの栄養面での特徴として
①低カロリー
②高たんぱく
③低脂質
④食物繊維が含まれる
⑤ミネラル豊富である
が挙げられます。
乾燥状態のものをお湯でしっかり戻した状態のエンドウミートと豚ミンチとの比較のグラフがこちらです。特に上記4項目の栄養価の差がよく表れています。
エンドウミートのたんぱく質を構成するアミノ酸の組成では、体内で合成できない必須アミノ酸の9種をバランスよく含んでおります。
分岐性アミノ酸のBCAAを多く含み、運動をされる方へのパフォーマンス向上や持久力向上にも役立つことが期待できます。
また、エンドウミートはたんぱく源の食材でありながら、食物繊維や鉄分・ミネラル多くが含まれていることも特徴の一つです。
余分なカロリーや脂質を抑えてたんぱく質を摂取できるのも嬉しいですね。
2)地球環境保護
エンドウミートのエンドウ豆の生産では
①栽培面積と水が少なくても育つ
②生産時に排出されるCO2が少ない
地球環境負荷軽減の観点からもエンドウミートは貢献できる食品と言えます。
(→具体例の数値がほしいところです)
3)食の安全性
①アレルギーのリスクが低いこと
エンドウミートは特定原材料28品目には該当せず、乳・卵・小麦などの
アレルギーのある方もお召し上がりいただけます。
※アレルギーリスクの可能性としては低い食品となりますが、豆類やピーナッツなどにアレルギーのある方の臨床的交差反応性も一定数あるため、注意が必要になります。
②遺伝子組み換えがないこと
4)食の多様性への対応
食の多様性に対応できること
ヴィーガン・ベジタリアンといった食嗜好の方でもお使いいただけるビヨンドミートです。
様々な文化や宗教、想いから動物性の食品を控えられる食の選択をされる方への新たな提案ができる食品となります。
各種アレンジいただけます。