

素材
創業当時のお客様から、最近引っ越して来られたお客様まで長く誰からも愛され続けているアップルパイ、それには理由があります。職人の技とフレッシュバターの風味豊かなパイ生地、そしてアップルパイに最も適したりんご、青森県産「紅玉」。すべてにわたり、手間を惜しまない、それが「バイカルのアップルパイ」です。

こだわりの厳選りんご 青森産紅玉
創業当初からの人気商品である「アップルパイ」のりんごは、青森の「紅玉」を40年以上使用。「紅玉」は実が小さくて硬いため、通常生ではあまり食べませんが、シロップで炊き込んでも煮崩れせず、シロップの旨み成分を含んで柔らかくなるので、独特の食感と程よい酸味をかもし出します。「アップルパイ」にぴったりの素材です。

こだわり
パイ生地を練り上げる
パイ生地は練ってから焼き上げるまでに3日間かかります。パイ生地を練る、バターを織り込む作業が4回、それぞれの工程をパイ生地に負担を極力減らすために、半日ずつ進めていきます。生地を休ませる時間をしっかりとるため、生地の熟成が進み、それが、パイ生地のうまみに繋がり、また生地への負担が少ないため、きれいな層になってパイ生地を焼き上げることができます。
職人の技
パイ生地と織り込んでいるバターの硬さが均一でないとアップルパイを焼き上げた時、綺麗にパイが膨らみません。そのため、気温の高い夏には「やわらかく」なりやすいバターに合わせて、生地も水分を少し増やして練り上げます。逆に、気温の高い冬場は固いバターに合わせてパイ生地も少し固めに練り上げます。季節に合わせて生地の固さを調整できるかが、職人の腕の見せどころです。
パイ生地で譲れない点
その日に焼き上げる分を必要なだけ用意し、冷凍は一切行わない。それも、こだわりの一つです。バターを織り込み冷凍してしまうと、せっかく時間をかけてきれいに折り重ねた層がくっついて、焼き上げた時に生地が浮き上がらなくなってしまいます。どんなに沢山のアップルパイを作る場合であっても、生地を作るのに「3日」は譲れません。
パイ生地の「コク」の正体
なによりも、丁寧な仕事が「コク」「味」の正体です。焼きのこだわりは、2段階にかけて焼き上げていきます。1段階目は高温に設定した窯に入れ、パイを一気に膨らませます。2段階目でその膨らませたパイ生地を蒸気を抜きながら、少し温度を下げた窯で焼くことで、パイ生地をサクサクに仕上げることができます。
こだわりの厳選りんご 青森産紅玉
中身のリンゴは、青森県産の「紅玉リンゴ」を使用しています。1991年9月28日の台風19号で青森のリンゴが大被害を受けました。もし、青森県産の「紅玉リンゴ」が無くなったらと考え、代替品の外国産リンゴで、いつものように炊き上げました。しかし、残念ながら柔らかいジャムになってしまい、いつものようにはなりませんでした。その経験から、リンゴは青森県産の「紅玉リンゴ」とし、それが無くなれば、バイカルのアップルパイの製造をやめる!と強い決心をしました。
今では希少な青森の紅玉。酸味が強く繊維がしっかりしているため、炊き続けても煮崩れせずシロップの旨みを吸収するので、独特の食感と程よい酸味をかもし出します。
ひと手間かけたリンゴの味付け
バイカルでリンゴを炊く時に使用している材料は、ザラメ糖・シナモン・バター・アップルワインです。ザラメ糖はグラニュー糖や上質糖と比べ粒子が大きく、リンゴを炊いていく過程で少しずつリンゴに溶け込んでいきます。バターは甘みをまろやかに、シナモンはスパイスをきかせ、いつまでも口の中に甘さが残らないようにします。炊き上げる時に入れるアップルワインは風味づけとしての隠し味です。リンゴ本来の味はもちろんのこと、リンゴの香りと、食感をお楽しみいただけるための、ひと手間です。

アップルパイへの思い
バイカルと言えば、アップルパイ。
1955年の創業以来、長い時間をかけてお客様に愛されてきた商品だからこそ、「以前のほうが美味しかった」「味変わりました?」などのお客様の声には敏感に反応しています。ひとつ、ひとつの仕事が手作業だからこそ熟練の技が求められます。
20年前の話です。横浜のお客様からお電話をいただきました。
「今度、子供の成人式のお祝いに、鯛の形のアップルパイを考えていますが、まだ作っておられますか?」とのことでした。
このお電話から会話が弾みました。
話をお伺いすると、京都のホテルで挙式をし、披露宴のお引菓子に「鯛のアップルパイ」を利用されました。今度、ご子息の20歳の内祝いに何をしようかと考えられたときに、ご夫婦そろって「アレしかないよね」=「祝鯛」のことでした。
番号案内でバイカルの電話番号をお調べいただき、ご予約を頂戴しました。
お客様の思い出の一品となったアップルパイ!
当店にとっても幸せな時間が共有でき、お菓子を仕事にできる幸せを感じることができる瞬間でした。
お客様の大切な思い出のアップルパイを、これからも変わらぬ味で作り続ける。
それが、バイカルのアップルパイです。
商品情報
価格 | ¥3,700(税込) |
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原材料名 | りんごプレザーブ(りんご(青森県産)、砂糖、水あめ)、小麦粉、バター、杏ジャム(杏、水あめ、砂糖)、砂糖、卵、レモン果汁、洋酒、乳飲料、オリゴ糖、食塩、シナモン/トレハロース、乳化剤、香料、酸味料、ゲル化剤(ペクチン)、酸化防止剤(V.C)、着色料(カラメル)、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・りんごを含む) |
アレルギー対象原材料 | 乳,卵,小麦,大豆 |
上記以外の特定原材料 | りんご |
内容量 | L(直径約22cm) |
サイズ/寸法/重量 | 本体 直径約22cm |
賞味期限 | 製造日から約1週間、要冷蔵 |
配送形態 | クール便 |
お届け日指定 | ご注文日から5営業日後から30営業日まで承ります。 |
宅配業者 | ヤマト運輸 |
お支払い方法 | 代金引換、銀行振込、クレジット決済を用意してございます。ご希望にあわせて、各種ご利用ください。 ※代金引換:30,000円(税込)以上はご利用できません。 申し訳ございませんが、他の決済方法をご利用ください。 |
送料 | ■送料■ ※送料無料・送料込み商品は除く 【北海道】北海道…1,540円 【北東北】青森・秋田・岩手…1,100円 【南東北】宮城・山形・福島…990円 【関東】茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川・東京・山梨…880円 【信越】長野・新潟…880円 【中部】静岡・愛知・三重・岐阜…770円 【北陸】富山・石川・福井…770円 【関西】大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫…770円 【中国】岡山・広島・山口・鳥取・島根…770円 【四国】香川・徳島・愛媛・高知…880円 【九州】福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島…880円 【沖縄】沖縄…1,650円 ※一部離島地域につきましては、別途ご連絡いたします。 ※送料無料、送料込みの商品は上記送料は適用されません。 ◆通常便とクール便の商品をご購入のお客様:送料+クール便 ※クール便マークの商品は別途クール便料金330円(税込)が加算されます。 ※クール便マークの商品とそうでない商品を一緒にお買い上げいただいた場合、同梱して発送いたします。 |
返品・キャンセル | ・お客様のご都合によるご返品には対応できかねますのであらかじめご了承ください。 ・商品には万全を期しておりますが、万が一不良品・誤品配送があった場合は商品到着後3日以内にご連絡ください。それを過ぎますと返品交換のご要望はお受けできなくなりますので、あらかじめご了承ください。 ・一度開封された商品(開封後不良品とわかった場合を除く)、お客様の責任でキズや汚れが生じた商品の返品はお受けできません。 ※商品到着後、中身のご確認をお願いいたします。 不良品交換、誤品配送交換は当店負担とさせていただきます。 万一不良品などがございましたら、当店の在庫状況を確認のうえ、新品、または同等品と交換いたします。 |
地元新聞社社員の「ココがすごい!」ゴロッとリンゴとさっくりパイ生地のこだわりアップルパイ
京都で洋菓子と言えばBAIKAL(バイカル)を思い浮かべる、老舗洋菓子屋。ホールケーキから焼き菓子などいわゆる定番商品の中にも、素材・制法のこだわりを感じることができます。
見た目にも華やかで、ご家庭や贈り物にも使いやすい。
特にアップルパイは絶品。ゴロッとリンゴがたくさん入ってさっくりパイ生地との相性は抜群!
ぜひ一度ご賞味ください。
京都新聞上田文也